

車庫の改装やガレージ改装について、東京近郊エリアを中心に行っております趣味部屋.comの民部(みんぶ)です。
「新たに車庫を設けたい」「既存の車庫をリフォームしたい」「ガレージをより快適に改装したい」
といった施工依頼をいただいた際に、当社ではおさえるべきPOINTをいつもご説明しています。
今回は“ガレージリフォーム時におさえるべき点”に関しまして、具体的に解説いたします。
まず1点目が『窓の有無』です。
お客様宅へお伺いをして、今ある車庫やガレージを拝見すると窓がない場合が意外と多いです。
入口に開閉できるシャッターや大型の扉があるので、いらいないのでは?とつい考えがちですが
実際に使ってみると、窓を設けないことで以下のような大きなマイナスがあります。
リビングや寝室、バスルームには当たり前のように窓があって
採光や換気の面で困ることはありませんが、ガレージには意外と窓がなく
それにより思いもよらぬ、不具合を感じることがあるので注意しましょう。
「今の車庫(ガレージ)には窓がないので、何とか設置したいです」
といったお問い合わせやご要望は少なくありません。
続いて2つ目のPOINTが『断熱面』です。
一般的な住宅のお部屋と違い、車庫やガレージを新たに設ける際に
断熱面を考えることは少ないのかもしれません。
ですが、ガレージや車庫もお部屋と同様に断熱施策を行っていないと
外気の温度がそのまま室内へ影響を与え、
「冬はとにかく寒い… 夏はとことん暑くて辛い…」といった状態になり
快適とはほど遠いスペースになってしまいます。
しっかりとした断熱施工を行うことで、冬季は暖房器具で温められた空気が
ガレージ内にとどまり、夏季は外の暑い熱がお部屋へ侵入しにくくなります。
3つ目のPOINTが『耐震面』です。
特に最近増えているビルトインガレージのお住まいは注意が必要です。
お家の下の部分に位置するガレージ/車庫は入り口部分に大きな開閉口があり
これによって外壁量が少なくなり、耐震的に弱い場合があります。
後から耐震補強工事をしなれければならない事態になる前に
最初の工事段階で大き目の地震が起きても問題のない、耐震面を考慮した
ガレージを設けることが大切です。
後から補強することも可能ですが、その場合 その施工費用が高額に
なるケースが多いので充分気を付けましょう。
最後に4つ目のPOINTが『防犯対策』です。
せっかく大切な車やバイク、マウンテンバイク等を保管できる車庫を設けたにも
関わらず、防犯対策面が成されておらず
愛車が盗難されてしまった…といった事例が残念ながら増えています。
防犯カメラの設置や車両自体に対するハンドルロックや盗難防止装置の装着は
もちろん大切ですが、車庫に対する対策も強化しなければなりません。
頑丈なロック付きのシャッターガレージにしたり、鍵付きで地面に埋め込み式の
ポールの設置等も効果的です。
また、夜間の防犯対策として注目されている『人感センサーライト』も
盗難防止へ繋がるのでお勧めです。
いかがでしたでしょうか?
車庫改装・ガレージリフォームのプロフェッショナルとして、
これまでの経験に基づいた『効果的な車庫新設やガレージ改装時のPOINT』を
お伝えしました。今後のお役に立てば幸いです。